604: おさかなくわえた名無しさん 2013/07/24(水) 19:09:55.91 ID:4J76F1dL
小学生の頃の修羅場。
動物の話注意。分割します。
小学校低学年の頃、同居祖母と夕方散歩に行くのが日課だった。
田舎の小さな集落住まいだったので、ルートはおよそその集落内をぐるっと一周。
そんな散歩ルートの中に犬を飼っている家があった。
雑種の中型犬だったんだけど、人を見れば必ず吠えるので、私は苦手だった。
ただ、飼い主さんと祖母が知り合いだったのと、
飼い主さんもやたらめったに人に吠えかかるのには困っていたらしく、
子どもの私を怖がらせてはいけないということもあって、
家の裏手の表通りに面していないところに犬を繋いでくれることが多くなっていた。
ここまでが前提。
あるとき、いつものように散歩の途中でその家の前に差し掛かったところ、
飼い主さんに「子犬が産まれたから見ていったら?」と声をかけられた。
いつも吠えかかってきていたその犬が、いつの間にか野良犬との間に子犬が出来てしまったらしい。
吠えられたらいやだなと思ったのだが、「今は裏手に繋いでいるから大丈夫」と言われ、
祖母も付いているし、ということで、家の前で子犬を見せてもらうことにした。
飼い主さんがかごに子犬を入れて差し出してくれ、私がかごを覗きこもうとした瞬間、
けたたましい鳴き声とともにすごい衝撃を受けて、その場で派手に尻もちをついた。
裏手に繋がれていたはずの母犬が鎖を引きちぎって私に突進し、引き倒したのだった。
動物の話注意。分割します。
小学校低学年の頃、同居祖母と夕方散歩に行くのが日課だった。
田舎の小さな集落住まいだったので、ルートはおよそその集落内をぐるっと一周。
そんな散歩ルートの中に犬を飼っている家があった。
雑種の中型犬だったんだけど、人を見れば必ず吠えるので、私は苦手だった。
ただ、飼い主さんと祖母が知り合いだったのと、
飼い主さんもやたらめったに人に吠えかかるのには困っていたらしく、
子どもの私を怖がらせてはいけないということもあって、
家の裏手の表通りに面していないところに犬を繋いでくれることが多くなっていた。
ここまでが前提。
あるとき、いつものように散歩の途中でその家の前に差し掛かったところ、
飼い主さんに「子犬が産まれたから見ていったら?」と声をかけられた。
いつも吠えかかってきていたその犬が、いつの間にか野良犬との間に子犬が出来てしまったらしい。
吠えられたらいやだなと思ったのだが、「今は裏手に繋いでいるから大丈夫」と言われ、
祖母も付いているし、ということで、家の前で子犬を見せてもらうことにした。
飼い主さんがかごに子犬を入れて差し出してくれ、私がかごを覗きこもうとした瞬間、
けたたましい鳴き声とともにすごい衝撃を受けて、その場で派手に尻もちをついた。
裏手に繋がれていたはずの母犬が鎖を引きちぎって私に突進し、引き倒したのだった。