1:ぽつんママ友怖い2019/05/13 01:21:58
当方アラフォーママ。某フリマサイトに不要品を出品したところ、6人から応募があり、うち、1人に決めて返信した。

近所で待ち合わせたところ、早ロでよく喋る人で、私も県外からの引っ越しでポツンだったから話してたら、子供同士が地区は違うが同級生、うちはハッタツ、あちらは登校拒否であることがわかり、お互い子育てで苦労があることがわかった。

1:ぽつんママ友怖い2019/05/13 01:21:58
歳も近いし、また良かったらお茶でも、と連絡先を交換して別れた。

しばらくして、ランチをお誘いしてみたらオーケーもらった。
土地勘がないため、お店は先方のチョイスで、美味しいカフェに案内してもらった。
話は弾んで、先方は旦那に逃げられ亡くなった母親の借金を抱えて破産状態、末期ガ○の父親と同居しつつ、本人持病持ちなので、ほ/ごを受けて生活しているらしいことが分かった。所謂なまぽですか。

自分は頼れるオットがいるものの、貧乏育ちの貧乏性だし、同情する気持ちもありで、色々大変だなと思った。

帰り際、なぜか、地域の青少年センターみたいなところに寄り道し、そこで紙コップで無料のお茶を出してもらい、彼女だけ席を立ち、それからたっぷり一時間半は待たされて、やっと戻ってきたら結構いい時間だったので、帰ることになった。

それでなんだか変わってるなぁ…という気にもなり、また食事に誘うことはなく、余った食料などを承諾を得て二回ほど届けたりしただけで、付き合いをやめてしまった。

それから3ヶ月位経ったある夏の午前中。引っ越し業者の見積りが明日なのだが、荷物整理が間に合わないから手伝ってくれないか、他に頼める人がいないというメールがその人から来た。

引っ越しはかれこれ10回位経験している自分は、結構気軽にオーケーして、一応オットの承諾も得て、その日のお昼頃、指定された住所に、コンビニで買った差し入れ、ペットボトル3本とおにぎり3個を持って行った。

インターフォンを鳴らし、招き入れられたそこは…!!( ゚Д゚)
天井近くまでものというものがうず高く積み重ねられ、そこらじゅうに灰色のほこりがまるで火山が噴火した後のように数㎝は積もった世に言うゴミ屋敷!ただし、生ゴミはないので、物が異常に多い汚部屋かな?

ものだけではなく、天井近くの壁紙がはがれ、下地はカビで真っ黒!
洗面所に行けば、シンクや鏡は水垢で真っ白!
トイレに行けば、トイレットペーパーの芯が何十本もころころ!
さらにどこもかしこも埃の絨毯!

正直、逃げだしたくなった。
けど、連絡先を交換し、引き受けてしまった以上は、いくらかは手伝わなければいけないと、何故かその時の自分は義務感のようなものにとらわれてしまった。

季節は真夏。電気はもう来てないらしい。
ボタボタ落ちる汗をふきふき、4時間ほど言われるがまま箱詰めしていった。
途中、個室に入ったら、うちの子どもと同級生とおぼしき息子さんが大の字で寝ていた。それが見事なトド体型。子供といってももう大学生。

なんで二回会っただけのほとんど見ず知らずの自分が引っ越し作業を手伝っているのに、息子が寝てるんだ?

正直、いい気はしなかった。するはずがない。

それに、この物量はどうみてもムリだと思ったから、正直に言ってみた。

もうプロに頼んだほうがいいよ、この物量はこの人数ではムリだから。
必要と不必要なものと考えるとわからなくなるから、使っているものと使っていないものに分けて、使っていないものは処分した方がいいよ、
少し物を減らすことを考えたほうがいいよ、
みたいなこと言ったら、激オコ!

処分処分といわないで!!( ;゚皿゚)ノシ
もし処分するとしてもちゃんと分類してから。
今は分類する時間がないから、全部新居に運んで、落ち着いてからゆっくり分類するの。捨てるんではなく、資源回収にだすべきなの。物は大事にしなければいけないの。

まだ環境破壊がどうのこうのと言っていた気もするけど、暑さと疲れで意識朦朧としていたので、あんまり覚えていない。

自分が箱詰めしている間に当の本人は、引っ越し手続きがサイトで上手くいかないとかで、スマホとにらめっこしていたり、外に出て、フリマサイトの応募者の応対をしたりしていた。5分どころではない。30分位いなかったかも。

なんだろう、このモヤモヤした感じは。そのモヤモヤが治まったと思ったら、じわじわと怖くなってきた。なんというか、狂ってる人を前にしたときの戦慄感みたいな。。

無言で黙々と箱詰めし、ダンボール箱が20箱位出来た頃、我が家の子供からメールが届いた。 渡りに船!それであと30分だけね、と断ってきっかり30分だけ作業を続けた。

それでもまだ一部屋分も終わってなかったようだけど、虫がわいてるガラス瓶(梅干しらしい)をみつけたりして、精神的にも体力的にも限界だったし。

自分みたいな素人には大量の箱詰めはムリかも知れないけど、掃除くらいならまた手伝えるよ、と言ってさっさと帰ってきた。今思えば、これが良くなかったけど。

帰宅してすぐ靴下をぬぎ、靴底を除菌シートでふき、手袋は捨て、服は洗濯機に投入、うがいをしてシャワーを浴びたらようやく落ち着けた。
もう二度と会うことはないと思った。
1週間後、掃除を手伝って欲しいというメールが来たが、生憎その日は我が家でバーベキューをする前日で、忙しいから行けないと断った。
行こうと思えば二時間位行けたかも知れないけど、思い出しては戦慄し、足が向かなかった。今思えばトラウマというやつ。

後日、掃除が行き届かなかったせいで不動産業者にひどい言葉をかけられた、と恨めしそうなメールが届いた。
引っ越すことは4ヶ月前に決まっていたらしいんだが、それは私のせいなのか?としばらく落ち込まなくても良いことで落ち込んだ。

以上が自分の修羅場体験でした。それ以来、親しいママ友は作っていない。

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